こんにちは、快適生活のすすめの筆者いちとです。

レコルト自動調理ポットは操作ボタンが少ないため、箱から出してすぐ使えそうに見えます。ところが、材料を入れる順番、MIN・MAX線、モードの選択を外すと、仕上がりが粗くなったり途中で止まったりします。予約と保温も、すべての料理で自由に使える機能ではありません。

私は妻のすすめでラージのRSY-3を購入し、ポタージュや具入りスープを日常的に作っています。最初に付属レシピどおりの基本を覚えたことで、今では材料を用意してから数分でスタートできるようになりました。

この記事では、実際にレコルト自動調理ポットのラージサイズを購入し、日常的に使用している私がレコルトの使い方を解説します。

この記事のポイント
  1. 調理を始めるまでの正しい手順
  2. 各モードの違いと所要時間
  3. 予約と保温を使える条件
  4. 連続使用と洗浄の注意点

使い方は六つの手順

基本操作は難しくありません。レシピを決め、材料を切り、正しい順序と量で入れてからモードを選びます。

慣れるまでは、目分量より付属の計量スプーンや計量カップを使うほうが確実です。

液体、やわらかい材料、硬い材料の順で入れ、MIN線とMAX線の間に収める。この基本だけで、空だき、かくはん不足、吹きこぼれの多くを防げます。

本体と部品を確認する

初回は本体、ふた、パッキン、電源コード、付属ブラシ、計量スプーン、レシピブックがそろっているか確認します。

RSY-3には内ぶたと内ぶたハンドルもあるため、正しく組みついているか見てください。梱包材や保護材が残ったまま通電してはいけません。

本体内側とふたは、取扱説明書に従って洗ってから使います。本体は水没させられません。電源プラグの差込口へ水が入らないようにし、外側がぬれていたら乾いた布で拭きます。コードやプラグに傷、変形、ぐらつきがある場合は使用を中止してください。

材料を二〜三センチに切る

野菜や果物は、基本的に2〜3cm角を目安に切ります。

大きな塊は刃に引っかかり、加熱むらや停止につながります。小さくすれば何でもよいわけでもなく、粘度の高い材料や硬い乾物は、細かくしても使えないものがあります。

私はじゃがいもと玉ねぎをよく使うので、時間がある日にレシピ一回分へ近い大きさに切っておきます。冷凍した野菜を使うときは、カチカチの塊のまま入れず、公式の案内どおり半解凍してほぐすのが安心です。

2~3㎝角に切る

液体から順に入れる

水、牛乳、豆乳などの液体を先に入れ、その後にやわらかい材料、硬い材料を重ねます。

RSY-3で条件内の家庭用氷を使う場合は最後です。刃の周囲へ液体が先に届くため、材料が動きやすくなります。

レコルト自動調理ポットへ切った野菜と液体を順番に入れている様子
レシピの分量と投入順を守ると、仕上がりが安定します

調味料もレシピの指定位置で加えます。塩分や糖分の多い調味料を底へ固めると焦げつきやすくなることがあるため、自己流で順番を変えません。熱いスープを入れて温め直すのも避け、材料は40℃未満の状態から始めます。

量を上下の線に収める

RSY-2は300〜600mlが基本範囲です。

RSY-3は、温かい料理が400〜800ml、JUICEとCLEANは400〜1,000mlで使います。MIN線より少ないと空だきに近い状態になりやすく、MAX線を超えると吹きこぼれや正常に混ざらない原因になります。

材料を押し込んで線より下に見せても、運転中に膨らめば容量超過です。米、豆、乳製品などは加熱で状態が変わるため、見た目ではなく専用レシピの総量を守ってください。違う機種のレシピをそのまま流用せず、容量とモードを読み替えます。

ふたとコードを装着する

ふたを所定の向きまで確実に閉じます。RSY-3の表示に「OPEN」が出る場合は、ふたの装着状態が認識されていません。電源コードは本体側、コンセント側の順にしっかり差し、コードを引っ張ったり本体の下へ挟んだりしないでください。

蒸気口を布や壁でふさがず、上部に空間を取ります。運転中は本体や蒸気が熱くなるため、子どもやペットが触れにくい安定した台へ置きましょう。ガスコンロやIH調理器の上は、誤って加熱する危険があるため置き場所にできません。

モードを選んで開始する

SELECTボタンなどで目的のモードを選び、スタートします。

選択後の点灯や表示を確認し、ふたを開けずに待ちます。機種やモードによっては、加熱中にかくはん音が何度か大きくなりますが、短い間隔で自動的に動く正常な工程です。

完成音が鳴ったらコードを抜き、蒸気と本体の熱に注意してふたを開けます。味見をして塩やこしょうで仕上げ、料理は器または保存容器へ移してください。本体に入れたまま冷蔵庫へ入れる使い方はできません。

モードと時間の目安

モードは単なる時間設定ではなく、加熱とかくはんの動きが料理に合わせて組み合わされています。似た名前でも、通常モデルとラージでは内容が異なります。

用途RSY-2の目安RSY-3の目安
ポタージュ約25〜30分約25〜30分
具入りスープ約30〜35分約30〜40分
食べるスープ専用モードなし約40〜45分
おかゆ約30〜35分約35〜45分
豆乳約30〜35分約40〜50分
ジュース・CLEAN約3分約3分30秒
保温・温め約20〜25分約30分まで

時間は材料や室温などで変わる目安です。RSY-3の加熱モードでは、開始直後は表示が「—」となり、設定温度へ近づいてから残り時間のカウントダウンが始まります。「表示が減らない」と感じても、予熱中なら異常ではありません。

ポタージュ用モード

野菜を加熱しながら細かくし、なめらかに仕上げるモードです。

じゃがいも、かぼちゃ、コーン、きのこなどに向きます。具の形を残したいスープに使うと想定より細かくなるため、料理名だけでなく欲しい食感で選びます。

レコルト自動調理ポットでポタージュモードを選択した操作パネル
作りたい食感に合うモードが選ばれているか、開始前に確認します

スープと食べるスープ

スープ用は具の食感を残しながら加熱します。RSY-3の食べるスープは、より具だくさんの一皿を想定したモードです。

肉や魚介を入れられるレシピもありますが、種類、厚さ、量は公式レシピに従い、生焼けがないか完成後に確認します。

RSY-2ではスープとおかゆが同じSOUP&OKAYUモードです。RSY-3は目的別にモードが分かれています。モード数だけで優劣を決めるのではなく、普段作る量と料理で選ぶと失敗しません。

ジュースとCLEAN

JUICE&CLEANは加熱しないかくはん用です。

冷たいスムージーを作るほか、調理後の予洗いに使います。CLEANでは規定量の水と少量の台所用中性洗剤を入れます。泡が増えすぎるため、洗剤を多く入れないでください。

加熱しないからといって、硬い乾物を砕くミルにはなりません。コーヒー豆、かつお節、乾燥した穀類だけを入れて回す用途は対象外です。材料と液体の条件を守ります。

RSY-3の予約方法

タイマー予約を使えるのは、RSY-3のおかゆと豆乳モードです。ポタージュやスープ、JUICEでは使えません。RSY-2には予約機能そのものがありません。

完成時刻までを設定する

レコルト自動調理ポット ラージ(RSY-3)のタイマーは「何時間後に調理を始めるか」ではなく、何時間後に完成させるかを指定する仕組みです。

1〜12時間後まで、10分単位で設定できます。現在時刻を表示する時計ではないため、食べたい時刻から逆算します。

材料を規定どおりに入れ、ふたとコードを装着した後、おかゆまたは豆乳モードを選びます。タイマーを希望時間に合わせて開始し、予約表示を確認してください。設定直後に刃が短く動く場合がありますが、材料をなじませる工程です。

予約に不向きな材料

乳製品、生もの、傷みやすい具材を常温で長時間置くレシピには使いません。

室温が高い季節も注意が必要です。予約できる二つのモードでも、付属レシピが予約対応として示す材料と量を優先します。

朝食用に前夜セットする場合も、自己流の具材を追加しないでください。食品の傷みは、加熱すれば必ず解決するものではありません。

予約中も、電源コードが引っ張られないこと、本体の周りに燃えやすい物がないこと、蒸気口がふさがれていないことを確認します。取扱説明書の安全上の注意を守り、異常へ気づけない状況で安易に運転させないでください。

保温と温めの使い方

保温は完成した料理を長時間保存する機能ではありません。食べるまでの短い時間に温度を保ったり、冷めた料理を適温へ近づけたりするために使います。

RSY-2のWARM

RSY-2のWARMは約20〜25分が目安で、約75℃を保つように動作します。調理終了後に自動で何時間も保温され続けるわけではありません。必要なときにWARMを選び、終了後は料理を移します。

RSY-3の保温と温め

RSY-3は約80℃を目安に、最大約30分の保温・温めができます。

表示は残り時間ではなく、経過時間を数える仕様です。冷蔵庫から出した冷たい料理を温める場合も、かたまりをほぐし、MAX線を超えないようにします。

40℃以上の熱い材料を入れて他の加熱調理モードを始めることは避けます。できたてをもう一度熱くしたいからと、ポタージュモードを連続させるのは誤った使い方です。

連続使用は一時間休ませる

ポタージュ、スープ、おかゆ、豆乳などの加熱調理モードを続けて2回使うことはできません。

本体内部の温度が高いまま再開すると、保護機能が働き、ランプ点滅やエラー表示で止まることがあります。

次の加熱調理をする前に、電源プラグを抜いて約1時間冷まします。機種の説明書では、調理後にWARMまたはCLEANを1回使える組み合わせがありますが、その後も十分に冷却してください。

2種類のスープを一度に作りたい日は、時間をずらすか、片方を鍋で作る必要があります。容量が足りないから同じレシピをすぐ2回、という使い方は想定されていません。大家族なら、連続運転で補うより、最初から必要量に近い機種や別の調理鍋を検討したほうが現実的です。

完成後の正しい洗い方

汚れが乾くほど刃の周りに残りやすくなるため、料理を移したら早めに予洗いします。本体が熱いときに急に冷水を入れるのは避け、扱える温度まで待ちます。

CLEANで汚れを浮かす

規定範囲の水と、ごく少量の台所用中性洗剤を入れ、ふたを閉めてJUICE&CLEANを動かします。終了後はコードを抜き、泡と汚れを捨てます。水滴が電源部へ流れない向きで扱ってください。

レコルト自動調理ポットのCLEANモードを選んだ操作パネル
CLEANは予洗いに便利ですが、最後は目視確認が必要です

刃の周りをブラシで洗う

CLEANだけで落ちない繊維や乳製品の膜は、付属ブラシでやさしく落とします。

刃は鋭いため、指やスポンジを直接奥へ入れません。ふた、パッキン、内ぶたなど、取り外せる部品は説明書の方法で洗い、完全に乾かしてから組み戻します。

本体の丸洗いとつけ置きは不可です。RSY-3はプラグカバーを閉じた状態で防滴仕様ですが、水中で洗える意味ではありません。洗浄後ににおいが残るときは、使用可能な方法を説明書で確認し、汚れたまま保管しないようにします。

専用のブラシで洗う

失敗しやすい使い方

操作ミスは、ボタンの押し方より材料の扱いで起きやすいです。開始前に次の点を見直せば、多くのトラブルを避けられます。

水分を減らしすぎる

濃いポタージュが好きでも、最初から水分を大幅に減らすと材料が回らず、底へ負荷が集中します。規定量で完成させてから、別容器で濃さや味を調節するのが安全です。牛乳を増やす場合も、吹きこぼれや焦げつきに注意します。

材料を詰め込みすぎる

MAX線は液体だけの基準ではなく、材料を含む総量の上限です。

ふたで押して閉めたり、刃の周りへ材料を押し込んだりしません。米や豆など膨らむ食材は、レシピ記載量を超えないようにします。

途中でふたを開ける

運転中のふた開けは、熱い内容物や蒸気によるやけどの危険があります。

材料を足したくなっても一度停止し、説明書に沿って扱います。RSY-3で「OPEN」と表示された場合も、熱が残っている可能性を考え、慌ててふたを持ち上げないでください。

すぐ二回目を始める

一回目が正常でも、内部は高温です。電源を入れ直せば動くか試す行為を繰り返すのではなく、プラグを抜いて冷まします。停止や点滅が続くときは、レコルト自動調理ポットが止まる原因も確認してください。

日常で続けるコツ

使い方を覚えても、材料を毎回一から準備すると出番が減ります。

わが家では、じゃがいも、玉ねぎ、牛乳、トマト缶、コンソメを切らさないようにし、作りやすい一品を決めています。

休日に野菜を2〜3cmへ切って一回分ずつ冷凍しておくと、平日は液体と調味料を量るだけです。冷凍食材は半解凍し、霜の大きな塊を落としてから入れます。最初の三回ほどは同じレシピを作ると、自分の好みと適正量をつかみやすいですよ。

かくはん音は想像より大きいので、私は早朝や夜遅くを避けています。音が出る時間は断続的ですが、集合住宅なら壁から離し、安定した台へ置く配慮も必要です。操作の簡単さだけでなく、使う時間帯まで決めておくと習慣になりやすいです。

作成したきのこスープ
筆者のひとこと

材料を入れた後は任せられますが、量と順番まで自動で判断してくれるわけではありません。最初に基本を覚えるほど、その後は本当に楽になります。

料理別の使い分け例

同じ本体でも、朝食、夕食、作り置きでは準備の仕方が変わります。生活の場面ごとに手順を決めておくと、モード選択や材料量で迷いません。

朝はスムージーを作る

朝のスムージーは、牛乳や水などの液体を先に入れ、やわらかいバナナ、半解凍した果物、条件内の家庭用氷という順で重ねます。JUICEモードは加熱しないため、冷却機能があるわけではありません。冷たく仕上げたい場合は、材料そのものを適温で用意します。

完成したらすぐグラスへ移し、飲み残しを本体へ置いたままにしません。乳製品や果物は乾くと刃の裏へ膜が残るので、出勤前でも水を入れて軽くすすぐところまで行うと、帰宅後の洗浄が楽です。

夕食は先にスープを開始

夕食では、主菜より先に自動調理ポットを開始します。

ポタージュなら約25〜30分かかるため、最初の5〜10分で野菜を切って投入し、運転中に肉や魚を焼けば、食卓へ出す時刻を合わせやすくなります。

完成音が鳴っても主菜ができていなければ、対応する保温を短時間使えます。ただし長期保存機能ではないため、食事が大幅に遅れるときは別容器へ移し、食品に合う方法で保存します。

作り置きは保存量を決める

作り置きでは、最大量まで入れることより、食べ切れる量を作ることを優先します。

完成後は密閉できる耐熱保存容器へ小分けし、粗熱を適切に取って冷蔵または冷凍します。本体ごと冷蔵庫へ入れたり、室温で冷めるまで何時間も放置したりしません。

翌日に温め直す際も、熱い料理を加熱調理モードへ入れてはいけません。RSY-3の保温・温めを使える条件を確認するか、鍋や電子レンジなど保存容器に合う方法を選びます。

よくある質問(FAQ)

Q1. 材料はどの順番で入れますか?

A. 水や牛乳などの液体、やわらかい材料、硬い材料の順が基本です。家庭用氷を使えるレシピでは最後に入れます。個別レシピの指定があれば、そちらを優先してください。

Q2. RSY-2で予約はできますか?

A. RSY-2には予約機能がありません。RSY-3は、おかゆと豆乳モードに限り、1〜12時間後の完成時刻を10分単位で設定できます。

Q3. 調理中に残り時間は見られますか?

A. RSY-2には残り時間表示がありません。RSY-3の加熱モードは、予熱中に「—」を表示し、設定温度へ近づいた後にカウントダウンします。

Q4. 続けて二回調理できますか?

A. 加熱調理モードの連続使用はできません。電源プラグを抜き、本体を約1時間冷ましてから次の調理を始めてください。

Q5. CLEANだけで洗浄は終わりますか?

A. CLEANは汚れを浮かす予洗いです。終了後に刃の周りやふた、パッキンを確認し、残った汚れは付属ブラシなどで落とします。本体の丸洗いはできません。

使い方のまとめ

レコルト自動調理ポットを安全に使いこなす要点は、難しいボタン操作ではなく、材料の準備と量の管理にあります。

  • 材料は2〜3cmに切り、液体から順に入れる
  • 機種とモード別のMIN・MAX線を必ず守る
  • RSY-3の予約はおかゆと豆乳だけで使える
  • 保温は短時間用で、完成品の長期保存には使わない
  • 加熱調理後は約1時間冷ましてから次を作る
  • CLEAN後も刃やパッキンの汚れを目で確認する

付属レシピを基準に数回使えば、下準備から開始までの流れはすぐ身につきます。正しい順番と量を守り、鍋の前に立つ時間を気持ちよく減らしてください。

自動調理ポット | récolte(レコルト)

ABOUT ME
夏本 一止
共働き世帯の30代男性。忙しい中で家事の手間を少しでも減らせないかと色んな家電をトライ&エラー。得られた知見を元に、後悔のない家電選びをお届け。
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