【噂は本当?】ドラム式洗濯機は壊れやすい!?故障原因と後悔しない選び方を解説
こんにちは、快適生活のすすめの筆者いちとです。
ドラム式洗濯機が気になるものの、「高いのに数年で壊れたらどうしよう」と購入ボタンを押せずにいませんか。洗濯物を干す時間から解放されたい一方で、修理代まで増えたら本末転倒ですよね。
先に結論を言うと、ドラム式洗濯機だから短期間で壊れるとは断定できません。
ただし、洗濯だけを行う縦型より乾燥経路やヒートポンプ、各種センサーなどの仕組みが増えるため、故障する可能性のある場所は多く、修理が高額になる場合もあります。
ここでは、公式情報を中心に本当に壊れやすいのかどうかや、買って後悔しないための判断基準などを中心に解説していきます。
- ドラム式洗濯機が壊れやすいと言われる理由
- 寿命と高額になりやすい修理の目安
- 故障に見えて実は自分で直せる症状
- 長持ちさせる選び方とお手入れ方法
ドラム式洗濯機が壊れやすいと言われる理由

結論は故障点の多さに注意

ドラム式洗濯機をひと言で評価すると、すぐ壊れる家電ではないものの、壊れたときの痛手が大きい家電です。
縦型の部品に加え、乾燥経路やファン、各種センサー、機種によってはヒートポンプも載っています。
しかし、乾燥時間が延びた、衣類が少し湿っている、脱水中に一度止まったというだけで故障とは限りません。洗濯物の詰め込み、厚手と薄手の混在、フィルターの目詰まり、衣類の片寄りでも同じような症状が起こります。つまり、故障の多さと、故障に見える不調の多さが一緒に語られやすいんですよ。
乾燥を週に何度も使い、干す手間を減らしたい人なら、故障リスクを受け入れてでもドラム式を選ぶ価値があります。
便利さも含めて購入を迷っているなら、先にドラム式洗濯機をやめた方がいい人の判断基準も確認してみてください。壊れやすさだけでなく、設置や使い方まで含めて自分に合うかを判断できます。
縦型より故障が心配な理由
ドラム式と縦型の差は、洗濯槽の向きだけではありません。ドラム式は少ない水で衣類を持ち上げて落とし、そのまま乾燥まで行うモデルが主流です。ボタン一つで乾燥まで終わる反面、その仕組みが不調の入口にもなります。
| 比べる点 | ドラム式洗濯乾燥機 | 全自動の縦型洗濯機 |
|---|---|---|
| 主な役割 | 洗濯から乾燥まで | 洗濯が中心 |
| 仕組み | 乾燥経路やファンなどが加わる | 比較的単純 |
| ほこりの影響 | 乾燥経路の流れに影響しやすい | 乾燥機能なしなら影響は限定的 |
| 日常の手入れ | 乾燥・排水まわりが重要 | 糸くずフィルターと槽洗浄が中心 |
| 不具合時の出費 | 高額部品では数万円になる場合あり | 機種価格を含め買い替えも選びやすい |
特に注意したいのが、乾燥で発生するほこりです。
フィルターで取り切れなかった細かな繊維が乾燥経路へ入り、洗剤や柔軟剤の成分、湿気と混ざると空気の通りを妨げることがあります。すると乾燥時間が延び、追加乾燥が増え、部品にも負担がかかるという流れになりかねません。
また、ドラムは横向きなので、脱水時に洗濯物が一方へ寄ると振動が出やすくなります。
水平に設置されていない、排水ホースがつぶれている、輸送用の固定ボルトが残っているといった設置上の問題でも異音やエラーが起こるもの。購入時は性能表だけでなく、搬入経路、防水パン、蛇口、扉の開く向き、床の安定性まで見てください。
高機能だから悪いのではありません。毎日一つ減らせる家事がある代わりに、手入れする場所と修理候補も増える。この交換条件に納得できるかが大切ですよ。
寿命は何年が目安なのか

「ドラム式は5年で壊れる」「10年以上使える」といった話を見かけますが、特定の年数で一斉に壊れるわけではありません。使用回数、乾燥の頻度、洗濯物の量、設置環境、手入れによって差が出ます。
内閣府の消費動向調査では、2024年4月から2025年3月までに電気洗濯機を買い替えた二人以上の世帯について、買い替え前の平均使用年数は10.0年、買い替え理由の76.0%は故障でした。ただし、これはドラム式だけの数字ではなく、縦型を含む電気洗濯機全体です。「ドラム式は平均10年もつ」という証明には使えませんが、洗濯機全体の現実的な目安にはなります。
もう一つ知っておきたいのが、設計上の標準使用期間です。例えば日立は洗濯機について7年と案内しています。これは保証期間でも、7年で必ず壊れるという意味でもなく、標準的な条件で安全に使える期間の目安です。1日に何度も運転する家庭では、部品が受ける負担も早く積み上がります。
さらに、補修用性能部品の保有期間は寿命と別物です。パナソニックの案内では、ドラム式洗濯乾燥機の補修用性能部品は製造打ち切り後6年。東芝やシャープも同様に6年と案内しています。購入日から6年ではありませんが、古い型を長く使うほど、故障箇所によっては部品がなく修理できない可能性が出てきます。
7年は買い替え期限ではなく、安全面を点検する節目。
10年はすべてのドラム式に約束された寿命ではなく、縦型を含む買い替え世帯の平均です。年数だけで安心せず、異音、水漏れ、焦げたようなにおい、電源の不調があれば使用を止めて相談しましょう。
よくある故障と修理費用
ドラム式で困りやすいのは、乾燥、排水、振動、ドアまわりです。ここで怖いのは、症状だけでは「汚れや使い方の問題」なのか「部品の故障」なのか分かりにくい点。まず取扱説明書のエラー表示とお手入れ方法を確認し、それでも直らなければ修理を依頼する順番が無駄の少ない進め方です。
乾燥時間が長くなる
乾燥フィルターの詰まり、乾燥容量の超過、厚手衣類の混在、室温などで乾燥時間は変わります。
それらを直しても毎回生乾きになる、運転が極端に長くなった、エラーが繰り返されるなら、ファン、センサー、乾燥経路、ヒートポンプなどの点検が必要かもしれません。
排水できずエラーが出る
排水フィルターに糸くず、髪の毛、ポケットから出た異物がたまると、排水に時間がかかります。
ホースの折れや排水口の詰まりも似た症状の原因です。なお、水が残ったままフィルターを外すと大量に流れ出るおそれがあるため、説明書の手順に従って残水を抜いてください。
異音や振動が大きくなる
衣類の片寄り、洗濯ネットへの詰め込み、脚のがたつき、床の不安定さを確認します。購入直後から飛び跳ねるほど揺れるなら、輸送用固定ボルトの外し忘れも疑うところです。自分で本体を傾けたり分解したりせず、設置した販売店へ連絡する方が安全でしょう。
ドアやパッキンから漏れる
ドアパッキンに靴下などを挟んだまま運転すると、水漏れにつながります。
パッキンの溝に糸くずや髪が残っていないか、亀裂がないかも確認してください。床まで濡れる、内部から漏れる、原因が分からない場合は、電源プラグを抜き、蛇口を閉めて修理相談へ進みます。
修理費はメーカー、型番、故障箇所、出張地域で変わります。
一例として、シャープのドラム式洗濯乾燥機の出張修理目安では、2026年9月時点でヒートポンプ乾燥の不調に伴う部品交換が税込2万9,000円〜6万4,000円、購入後3年以上のヒートポンプユニット交換などが7万3,000円〜8万4,000円と案内されています。ドア関連も内容により1万5,000円〜4万9,000円の例があり、安い出費ではありません。
壊れやすいメーカーはあるか

バシッと言うと、公開情報だけで「このメーカーが一番壊れやすい」と決めるのは無理です。
同じ条件と母数で比べられる機種別故障率は公表されていません。口コミ件数には販売台数の差や、古い機種と新しい機種も混ざります。
特定メーカーの故障体験は、その人に起きた事実でもメーカー全体の故障率ではありません。反対に「10年問題なし」という投稿も、あなたが買う型番の耐久性を保証するものではないんです。
そこでメーカー名より、次の四つを比べてください。乾燥フィルターと排水フィルターへ手が届きやすいか、自動洗浄後も必要な手入れは何か、近くに修理窓口があるか、欲しい型番の保証条件はどうなっているか。店頭ではフィルターを実際に外し、片手でごみを捨てられるかまで試すと失敗を減らせます。
機能やメーカーごとの方向性も含めて見たい場合は、ドラム式と縦型のメリット・デメリットも参考にしてください。メーカーの評判より、自分が乾燥を使う頻度と手入れを続けられる形を優先する方が現実的です。
ドラム式洗濯機は壊れやすいからこそ対策が必要

購入前は掃除のしやすさを見る

ドラム式を長く使いたいなら、カタログの目立つ洗浄機能より先に、掃除する場所を見ます。
自動お掃除が付いていても、人の手による手入れが完全にゼロになるとは限りません。どのフィルターを、どれくらいの頻度で、どう外すのかを型番ごとの説明書で確認しましょう。
乾燥フィルターがある機種なら、奥にほこりを落とさず取れるかが大切です。フィルターレスの機種では、流されたほこりをどこで受け、利用者がどこを掃除する設計なのかを見ます。自動洗浄という言葉だけで決めず、排水フィルター、ドアパッキン、自動投入タンク、排水口まで含めた手間を比べてください。
乾燥方式は、乾燥を日常使いするならヒートポンプ式を第一候補にします。
比較的低い温度で乾かし、ヒーター式より消費電力量や衣類への熱の負担を抑えやすいからです。ただし、ヒートポンプがあるぶん故障時の修理候補は増えます。省エネだけを見て決めるのではなく、保証と手入れまで一組で考えるのが正解です。
そして、洗濯容量ではなく乾燥容量を基準に選びます。洗濯12kgでも乾燥は6〜7kgというモデルが一般的で、同じ量をそのまま乾かせるとは限りません。まとめ洗いしたい家庭が乾燥容量の小さい機種を選ぶと、毎回詰め込みやすくなり、乾き残りと不満のもとになります。
乾燥容量、フィルターの外しやすさ、扉の開閉方向、搬入経路、防水パンの内寸、蛇口の高さ、排水口の位置、保証期間を確認します。
延長保証は範囲まで確認する
高額なドラム式では、私は延長保証を前向きに検討します。
数万円規模の修理例があるため、一度の自然故障で保証料以上になることもあるからです。ただし、「5年保証」と大きく書かれているだけでは足りません。
保証上限、年数による減額、修理回数、出張料、修理不能時の対応を確認します。ヒートポンプ、モーター、基板、ドアロックなどが対象になるかも規約で見てください。
反対に、フィルター詰まり、排水口の汚れ、異物混入、誤った洗剤、設置不良など、使い方や手入れが原因と判断されると対象外になる場合があります。保証へ入ったから掃除をしなくていいわけではありません。
保証は突然の自然故障に備えるもの、手入れは不調を招く要因を減らすものと分けて考えましょう。
故障を防ぐお手入れの頻度

手入れの正解は機種によって異なるため、最優先は手元の取扱説明書です。その上で、多くの機種に共通する考え方を紹介します。
乾燥運転後は、乾燥フィルターのほこりを確認します。日立はフィルター搭載機について乾燥後の毎回手入れを案内し、シャープも自動お掃除非搭載機は乾燥のたび、自動お掃除搭載機は1週間ごとを目安にしています。水洗いした場合は、十分に乾かしてから戻してください。
排水フィルターは、表示や説明書の頻度に従います。糸くずや髪の毛を放置すると排水エラーや水漏れの原因になります。週1回が目安の機種もあれば、運転回数に応じて表示する機種もあるので、一律に決めつけないこと。外す前に残水処理が必要な機種では、先に脱水運転などを行います。
ドアパッキンは、運転後に異物と水分を見ます。糸くず、髪の毛、小さな衣類が挟まっていないかを確認し、説明書で許された方法で拭き取ります。ポケットの硬貨、鍵、ティッシュも運転前に取り出してください。ほんの十秒の確認ですが、水漏れや詰まりを避ける助けになります。
槽洗浄や自動投入タンクも忘れないでください。頻度や使える槽クリーナーは型番ごとに違います。塩素系と酸性の製品を混ぜるのは非常に危険ですし、重曹などメーカーが禁止するものもあります。自己流の掃除方法ではなく、指定された洗剤とコースを使いましょう。
掃除用具を毎回探すと、そのうち面倒になります。柔らかいブラシ、使い捨て手袋、水受け用の容器を洗濯機の近くへまとめておくと続きやすいです。交換するときは型番を確かめ、メーカー指定の洗濯槽クリーナーや純正フィルターを確認すると、サイズ違いや使用不可の商品を選ぶ心配を減らせます。
乾燥のたびに一分ほど手入れするのも絶対に嫌なら、ドラム式はやめておいた方がいいです。干す十数分を減らす代わりの一分だと納得できる人には、かなり相性のいい家電だと思います。
乾かないときの確認手順
衣類が乾かないと、すぐ故障を疑いたくなりますよね。
しかし、修理を呼ぶ前に自分で確認できることがあります。まず衣類を減らし、乾燥容量を超えていないか見てください。バスタオル、パーカー、ジーンズなど厚手の物が重なると、表示容量内でも乾きむらが出る場合があります。
次に、乾燥フィルター、吸気口、排水フィルターを説明書どおりに掃除します。表面がきれいでも網目がふさがることがあるため、水洗いできる部品か確認して手入れしましょう。排水ホースの折れや排水口の詰まりも見落とせません。
そのあと、衣類の種類に合う乾燥コースと仕上がり設定を選び、少なめの量で試運転します。季節や室温によって所要時間が変わる機種もあるので、一回の延長だけでは判断しない方がいいです。エラー番号は消す前に写真を撮り、発生した運転、衣類量、異音の有無も控えておくと、修理相談が早く進みます。
掃除しても乾燥時間が以前より明らかに長い、同じエラーが何度も出る、運転途中で止まるなら点検の段階です。保証期間中は、別業者へ分解洗浄を頼む前に購入店へ連絡してください。保証との関係を確認せず作業すると、あとで困るかもしれません。
購入に迷うなら借りて試す

転勤や引っ越しの可能性がある人、ドラム式が初めての人はレンタルも候補になります。
「かして!どっとこむ」では、2026年9月時点で7kgと10kgクラスのドラム式洗濯乾燥機が掲載され、設置付きと案内されていました。
ただし、届く型番、料金、最低利用期間、故障時の対応、回収費、設置条件は申し込み前に必ず最新情報を確認してください。一人暮らしなら、ドラム式が本当に必要か判断する方法も先に確認できます。
かして!どっとこむなどでドラム式洗濯乾燥機を借りて生活との相性を確かめるのは、安く所有する方法というより、高額購入の失敗を避ける方法です。
数年使うなら購入の方が総額を抑えられる場合もあるため、同じ期間の支払総額で比べましょう。
ドラム式洗濯機の故障に関するFAQ
Q1. ドラム式洗濯機は何年で壊れますか?
A. 決まった年数で壊れるわけではありません。内閣府の調査では、縦型を含む電気洗濯機を買い替えた世帯の平均使用年数は10.0年でした。一方、設計上の標準使用期間を7年としているメーカーもあります。使用頻度や手入れで変わるため、7年前後から異音、水漏れ、においなども含めて買い替えを意識するといいでしょう。
Q2. 壊れにくいメーカーはどこですか?
A. 同じ条件で比較できるメーカー別故障率は公表されていないため、一社を断定できません。メーカー名より、欲しい型番のフィルター構造、手入れ方法、保証、補修部品の保有期間、修理窓口を比べてください。販売台数の多さで口コミ件数も変わるので、悪い投稿の数だけで決めない方がいいです。
Q3. 乾燥できないと故障ですか?
A. 故障とは限りません。乾燥容量の超過、厚手衣類の混在、フィルターや排水口の詰まり、コース設定、室温などでも乾き残りが起きます。説明書どおりに掃除し、衣類を減らしても改善しない場合や、エラーが繰り返される場合は修理を相談してください。
Q4. 毎回フィルター掃除が必要ですか?
A. 機種によります。乾燥フィルター搭載機では乾燥のたびに手入れする製品がある一方、自動お掃除機能により週1回などを目安にする製品もあります。排水フィルターの頻度も同じではありません。型番ごとの取扱説明書と本体表示を優先しましょう。
Q5. ドラム式に延長保証は必要ですか?
A. 高額修理への備えを重視するなら検討する価値があります。ただし、期間だけでなく保証上限、回数、出張料、対象部品、経年での減額、修理不能時の扱いを確認してください。詰まりや異物など使用者側の原因は対象外になる場合があるため、加入後も定期的な手入れは必要です。
ドラム式洗濯機は壊れやすいのか総括
ドラム式洗濯機は、縦型より多くの部品と乾燥経路を持つため、故障する可能性のある場所が多い家電です。
乾燥経路の詰まりや排水不良が起きると、乾かない、時間が長い、エラーが出るといった不調につながります。修理内容によっては数万円かかるため、「壊れやすい」という不安を軽く扱うべきではありません。
とはいえ、短期間で壊れると決まっているわけでも、評判だけで壊れやすいメーカーを特定できるわけでもありません。乾燥容量を守る、洗剤を入れすぎない、指定された頻度でフィルターを掃除する、異音や水漏れを放置しない。こうした使い方で避けられる不調があります。
私なら、乾燥を日常的に使って外干しを減らしたいなら、掃除しやすいヒートポンプ式と条件の分かりやすい延長保証を選びます。洗濯物を干す時間が毎週何度も消えるなら、故障への備えを含めても得られる時間は大きいからです。
逆に、乾燥は月に数回程度、フィルター掃除もしたくない、本体価格を抑えたいという人にはおすすめしません。
その場合は縦型洗濯機の方が、あなたの暮らしには素直に合います。最後まで迷うなら、ドラム式洗濯機を買ってよかったと感じる条件も照らし合わせた上で、乾燥で戻ってくる時間が、手入れと故障への備えを上回るかで決めてください。
「買って後悔したらどうしよう…」
高額な家電ほど、そう悩みますよね。
- 実際に使ってみたら、上手く使いこなせないかも…
- 自分の生活スタイルと合うか分からない
- 壊れやすいって噂があるけど本当?
特にドラム式洗濯機やロボット掃除機のような高級品は、一度買うと簡単に買い替えできません。だからこそ、不安があるならいきなり購入するより、まず試してみるという選択肢もあります。
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